毒まも つづき

実際にどくまもを使いたい場合は、様々な条件と組み合わせる必要があります。
・特性がプレッシャー
持ち物が毎ターン回復できる持ち物
砂嵐、霰のダメージを無効化できるポケモン
・速いポケモン
・一撃で死なない耐久をもっているポケモン


これらが全て噛み合ってるポケモンは当然この戦法が向いています。
砂を受けてしまうがPPを削りやすく色々な物理ポケに対して起点にしやすいスイクンなんかがいい例ですね。
また、これに当てはまらなくとも守る、毒毒さえ覚えることができればどんなポケモンでも運用することができるのでどのようなポケモンでも立ちまわることができます。
このようにどのポケモンでも基本の型を崩して使うことができるので、比較的読まれにくい戦法(対処されにくい戦法)でもあるのでとても有効なのです。


さて、実際に毒まもを使うとするとどういう動きになるのかということですが、
基本的に、どくまもを使うポケモンが相性の良いポケモンを起点にして出して、控えのポケモンに対して毒を撃つ感じになります。


例えを出すと
・初ターン
相手グロス こっちは交換でスイクンを出す
・次ターン
相手グロスチェンジ こっちスイクン毒を撒く


こんな感じですかね。
ここで仮にナンスが出てきても毒を先に当てているために相手にアンコールをされる心配が無くなります。
自分は守るをしていればいいのでアンコされて拘り系のポケモンを出されても問題はなくなってしまうのです。
まぁ相手のグロスに毒が入っていたりと、いきなりグロスに対して毒を撃つのは色々と危険だったりするのでそこは直観力や立ち回りの見せ所ですね。


スイクンだと毒や鋼タイプのポケモンが交換で出てきにくいので、この戦法が比較的やりやすいポケモンでもありますね。
他にも速い電気タイプ、砂嵐の影響のない鋼地面タイプでやってみても面白そうです。
また、素早さを活かして先に毒を当てるのもみがわり対策や毒で削れた相手にトドメを刺すのにも便利なので比較的この戦法が向いています。


この戦法を使う時、控えのポケモンに困りがちに見えるかもしれません。が、実はそんなことはあまりないんです。
基本的にスイクンを使うのであれば電気を受けることのできるガブリアス、ヘラに強いボーマンダ等を組み込めば良い。
このように、他のポケモンを使う場合でも各々弱点である攻撃を起点にできるポケモンを入れるだけでいいのです。
他のコンボを狙うポケモン等とは違って比較的構成が自由な上、こちらも拘り系のポケモンに繋ぎやすくなるので構成はとても簡単です。