ポケモンシングルレーティング シーズン2使用パーティ
もう使うこともないだろうから公開
【ガルーラ軸スタンダート】
種族名 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
ガルーラ | おんがえし | だいもんじ | れいとうビーム | アームハンマー | ガルーラナイト | |
クレセリア | サイコキネシス | めざめるパワー | トリックルーム | みかづきのまい | ゴツゴツメット | |
ギルガルド | シャドーボール | どくどく | みがわり | キングシールド | たべのこし | |
ファイアロー | ブレイブバード | おにび | はねやすめ | つるぎのまい | ラムのみ | |
スイクン | ねっとう | めいそう | みがわり | ねむる | カゴのみ | |
ライコウ | 10まんボルト | ボルyトチェンジ | めざめるパワー | バークアウト | とつげきチョッキ | ←? |
【パーティ概要】
ポケバンクが解禁されて初めて対戦用に組んだパーティです。
とにかくガルーラの性能が凄まじく、対策に回るより実際に使ったほうが楽に対戦できそうだったのでガルーラを軸にした構築を決定。
いざ自分がガルーラを使う側に回ってみると「ゴツゴツメットや鬼火等の定数ダメ消耗が激しい」「すばやさが中途半端で全抜き性能がそれ程でもない」といった弱点も目立ち
それらの弱点を補いつつ戦うことを目標にして構築を勧めました。
このパーティは実際にPGLレーティングバトルシーズン2にて使用しました。
最高獲得レートは2106 最終獲得レートは2020程度。
【個別解説】(ポケモン採用順に)
ガルーラ
【技】おんがえし だいもんじ れいとうビーム アームハンマー
【性格】ゆうかん
【持ち物】ガルーラナイト
【実数値】181-194-120-112-120-108(メガシンカ前提)
愛と正義のAC全振りガルーラ。
ガルーラの強さは技の範囲の広さと相手の攻撃を最低1発耐える耐久の高さにあると考え、素早さと全抜き性能を切ってタイマン性能を飛躍的に上げた構成にしました。
(すばやさを切ったことによるデメリットは、後述するクレセリアのサポートでむしろメリットに変えます)
ガルーラの最大の長所である突破力の源となる「おんがえし」を真っ先に投入。
おんがえしが通り辛い「ゴツゴツメット」及び「さめはだ」「てつのとげ」のポケモンや、鬼火で誤魔化してくるポケモンを返り討ちにするためにだいもんじとれいとうビームを採用。
しかしただ特殊技を入れただけでは数値の低さが仇となり逆に起点にされてしまう恐れがあるため、余りの努力値は全て特攻に回してより多くの負担を与えるようにしました。
「ガルーラのれいとうビームってどうなの?」ってよく疑問視されますが
物理技依存のガルーラを処理するために初手に出てくるガブリアス、ゴツメ依存のカバルドンやドンファン等、大文字だけでは届かないポケモンの処理が迅速に、安全に行えるため非常に便利な技だと思います。
ガルーラに対して初手ステルスロックから入るガブリアスやゴツメカバルドンはほぼ無償で突破できるため、試合展開を有利に進めるための技候補として挙がってもおかしくはないでしょう。
アームハンマーは実数値194で相手の180-121ガルーラを確定1発で倒せるため、ガルーラミラーの際有利になる技として採用。
その他パーティ全体が重いバンギラスやスイクンを選出できない際のヒードランの処理としても役に立ちます。
(実は命中が高くヒードランによりダメージの入るけたぐりのほうが良いのですが、個体の用意し直しが面倒臭かったのでカロスダブル個体をそのまま流用して使用しました。)
アームハンマーの枠を「みがわり」にすると交代からのゴツゴツメットによる誤魔化しや舞クチート等に非常に強くなれますが、そうすると対ヒードランやバンギラスが重たくなってしまうため、その辺りはパーティとの兼ね合いが大事になってくるでしょう。
クレセリア
【技】サイコキネシス めざめるパワー(じめん) トリックルーム みかづきのまい
【性格】ずぶとい
【持ち物】ゴツゴツメット
【実数値】227-xx-189-95-150-106
ガルーラの補佐及び相手の物理ポケモン対策として採用。
トリックルームからのみかづきのまいによってガルーラを完全復活させるのが狙いです。
遅いガルーラだからこそ「トリックルーム」によるサポートを完全に活かすことができ、また「トリックルーム」を挟むことによって相手ポケモンの「みがわり」に起点にされることも少なくなります。
めざパはクレセリアを起点に動いてくるヒードラン対策として採用。
この枠は未だに結論が出ていません。対ライコウスイクンやガルーラが辛いクレセリアの処理のためとしてどくどくを採用していたこともありましたが、そうすると対ヒードランで痛い目を見るのでどちらも一長一短といったところです。
ギルガルド
【技】シャドーボール どくどく みがわり キングシールド
【性格】おだやか
【持ち物】たべのこし
【実数値】167-xx-170-70-195-107
ガルーラ対策であるクレセリア、ギルガルド、ポリゴン2に強い枠として採用。
ガルーラの前に出てきたギルガルドはせいなるつるぎorラスターカノン以外の動きが基本的にできないため、それらの攻撃を受けつつみがわりで起点にします。
素早さはクレセリア+2まで上げ、余りは無振りライコウの10万でみがわりが壊れる確率を少しでも下げるために全てとくぼうに振りました。
(今思えばS無振りメガヘラクロス抜きくらいにまで留めてC142スイクンのなみのりでみがわりが壊れないようにDに振ったほうが良かったのかもしれません。)
攻撃の値は無記入ですが、最低まで下げるとシールドフォルムの際バルジーナのイカサマでみがわりが壊れなかったり、威嚇が1回入った状態だとポリ2のイカサマ2回でもみがわりが壊れなかったりするので最低値まで下げておいたほうがいいと思います。
毒みがわりギルガルドは耐性、事故率の低さ共に非常に安定しており最も信頼のおけるポケモンです。
本来相性で不利なはずの零度スイクンやポリゴン2を逆に起点にしてしまえるのが優秀だと感じました。
スイクン
【技】ねっとう めいそう みがわり ねむる
【性格】ずぶとい
【持ち物】カゴのみ
【実数値】205-xx-159-112-136-125
ガルーラを起点に動いてくるクレセリア及びギルガルド、パーティ全体が辛いヒードラン対策として採用。
ギルガルドの方でも触れましたが、ガルーラに出てくるギルガルドはシャドーボールやつるぎのまいを選択できないため、ブレードフォルムにした状態で安全にスイクンを繰り出すことが出来ます。
みがわりと眠るの両採用により、一撃技による突破をシャットアウト。と同時にスイクンミラーとなった際もPPの面で有利に戦うことができます。
本来苦手なはずのフシギバナを後出しされてもPP削りから強引に突破してしまうそんなところがえらかったです(小並感)
ファイアロー
【技】ブレイブバード つるぎのまい おにび はねやすめ
【性格】ようき
【持ち物】ラムのみ
【実数値】185-125-91-xx-89-170
ハッサム、クチート、フシギバナ、ビビヨン、ヘラクロス対策の他に、鬼火によるギルガルドやスイクンの起点作り用ポケモンとして採用。
最低限ガブリアスより速く鬼火が打てるように。余りは攻撃に振って舞ブレバでBに厚くしているフシギバナを一撃粉砕できるようにしました。
持ち物は催眠系に後出しの効くラムのみをチョイス。「ぼうじんゴーグル」でも良かったのですが、ファイアローは元々バンギラスやステロカバルドンに何もできないため砂対策としての恩恵を受けづらいのと、どくどくやれいとうビームで突破を試みるクレセリアに対して保険の効くこちらのほうが安定感があるため、ラムを持たせたのは正解でした。
ライコウ
【技】10まんボルト ボルトチェンジ めざめるパワー(こおり) バークアウト
【性格】おくびょう
【持ち物】とつげきチョッキ
【実数値】165-xx-95-167-120-183
ここまででゲンガーやボルトロス耐性が死んでしまっているため、やむを得ず採用。
今思うとゲンガーに対して圧倒的な耐性を誇るチョッキおいうちバンギラスで良かったと思いますが、過ぎたことを悔やんでも仕方がありません(?)
次同じパーティを使うことがあるならまず間違いなくバンギラスを使うと思います。
一応、、、ライコウを採用するメリットとして
・鉢巻ガブリアスに先手でめざパを入れられる
・ゲッコウガに後出しができる(珠ハイドロポンプ2発耐え可能)
といったものがあります。つよそうですね。
ちなみにゲッコウガに後出ししたところで草結びで返り討ちに合います。
バンギラスを採用するとパーティ全体で辛かったヒードラン、ライコウ、ファイアロー耐性も付きます。おまけにゴースト技に耐性が付きます。つよいですね。
ちなみにDに結構振ると砂下で珠ハイドロポンプを2発耐えます。意味不明ですね。
どうでもいい話ですが金銀ドット絵のライコウが海苔巻きに似てておいしそうだと思います。
海苔巻きの化身
【選出】
1.基本選出
ガルーラ+クレセリア+ギルガルドorスイクン
2.ガルーラが出せない場合
スイクン+ギルガルド+クレセリアorファイアロー
基本選出はガルーラ+クレセリア+何か
何かの場所にはガルーラでは突破の難しいポケモンを起点にできるor対処ができるポケモンを入れて戦う形にします。
クレセリアのみかづきのまいはガルーラ以外にも回復ソースがたべのこししか無いギルガルドや素眠りスイクンに対しての再生としても使えるのでガルーラを選出できない際にもクレセリア単体で選出できるようにしています。
ファイアローやライコウは相手パーティにゲンガーやヘラクロス、フシギバナ等がいた際に選出しますが、基本選出はあまり崩さずに戦うことが多いです。
短いですが今回はこのへんで。
今回はガルーラを最後まで守りぬいて戦うタイプの構築を使用しましたが、途中で使い捨てる型やサポート型等まだまだ可能性の残されているポケモンなので色々なタイプを試してみたいです。