あんぐらオフ 使用パーティ

さてあんぐらオフ。


ウルガモス
性格:控えめ 持ち物:ラムのみ
189-71-86-188-127-138


大文字/虫のさざめき/蝶の舞/身代わり


ソーナンス
性格:ずぶとい 持ち物:オボンのみ
284-34-110-48-102-53


技:カウンター/ミラーコート/アンコール/みちづれ


ガブリアス
性格:意地っ張り 持ち物:拘りスカーフ
183-198-115-90-124-138


逆鱗/地震/つばめがえし/ストーンエッジ


メタグロス
性格:意地っ張り 持ち物;拘り鉢巻
183-188-151-103-130-91


コメットパンチ/バレットパンチ/思念の頭突き/追い討ち


スイクン
性格:臆病 持ち物:食べ残し
201-78-149-112-136-140


熱湯/冷凍ビーム/身代わり/守る


サンダー
性格:臆病 持ち物:ヨロギのみ
197-95-113-145-128-139


10万ボルト/でんじは/めざパ氷/はねやすめ



以下、各解説


ウルガモス
・火力
H振りグロスを大文字で確定1発
H振りブルンゲルを舞2回大文字で高乱数2発(最低ダメージ102)


・耐久
無振りサンダーの10万を舞1回の身代わりが高乱数で耐える
ラティアスの眼鏡流星群耐え


・素早さ
意地っ張りヘラクロス抜き



前回使ったのはS152の補正なし最速でしたが、耐久と火力を優先するためにSを下げた。
ここまで火力を上げれば2回舞った状態での大文字でブルンゲルを半分削ることができる。


実際に考えてみると
※Cに振ってない場合
ウルガモス舞(1回目)                    ┃相手ブルンゲルにチェンジ
ウルガモス舞(2回目)                    ┃相手ブルンゲル挑発(舞を封じられる)
ウルガモス大文字(ダメージ半分以下。オボンは発動しない    ┃相手波乗り(ダメージ7分の2程度)
ウルガモス大文字(オボンやっと発動)             ┃相手再生(オボン回復と合わせて、ほぼ全快
ウルガモスウルガモス大文字                  ┃相手波乗り


※Cに振ってある場合(実数値188以上)
ウルガモス舞(1回目)                    ┃相手ブルンゲルにチェンジ
ウルガモス舞(2回目)                    ┃相手ブルンゲル挑発(舞を封じられる)
ウルガモス大文字(ダメージ半分以上 オボン発動)       ┃相手波乗り(ダメージ2/7程度)
ウルガモス大文字                       ┃相手再生(残り3/4程度)
ウルガモス大文字                       ┃相手再生(残り3/4程度)


このような感じで、振る場合と振らない場合だと挑発が切れるまでに波乗りを受ける回数が違ってきてしまう。
身代わりで体力を減らすウルガモスの場合、この違いは非常に重要なのであえてCの値を高くした。
また、1回目の大文字で呪われボディが発動してしまっても振っている場合だと問題は無く、そのままさざめきで押すことができる。


最初はサイコキネシスを入れる予定だったが、バンギを突破できないのは流石に辛い、ブルンゲルはサイコ無しでも突破できる。とのことなので却下になった。
相手の選出で受けのブルンゲルさえ突破してしまえば後は受かるポケモンはいないハズなので、どんどん突破して3タテを狙いに行く。



ソーナンス
ウルガモスの最大のパートナー。
ここまでウルガモスの苦手な相手を潰せ、得意とした状況を作り出せるポケモンはナンス以外ありえないので即採用。


ウルガモスは単体だとガブリアスにさえ負けてしまうポケモンなので、後出しソーナンスで上手にガブリを狩る。
また、状態異常を誘ってからラム身代わりウルガモスに繋げば、その時点でほぼ3タテを狙えるといった、かなり有利な状況に持ち込むことができる。


重要なのはガブリアスを狩ったから。といって安心はしないこと。
例えばガブリと1対1交換をして、ウルガモスを出した所にラティオスを出されてしまうと詰みになってしまうから。
ガブリを処理する場合は、相手のパーティをじっくり見てウルガモスで舞えそうならウルガモス、舞えなさそうなら選出しないといったパターンを予め決めて置くといい。


耐久調整はHGSSの頃からの使いまわしなので覚えていないが、ラティオスの眼鏡流星群を1.5発耐えることができない。
これは非常に甘かった。


ガブリアス
・火力
H振りバンギラスを逆鱗で高乱数2発
H振り残飯ハッサム地震で高乱数2発
無振りボルトロスを逆鱗で高乱数1発
耐久振りボルトロスストーンエッジで高乱数1発


・耐久
C132のポケモン(無振りガブリをほぼ1発)の冷凍ビームを最大乱数以外耐え
控えめメガヤンマのさざめき2発耐え
臆病眼鏡シャンデラの大文字高乱数2発耐え
124ガブリアスの流星群高乱数耐え


・素早さ
最低限必要な意地っ張りスカーフヘラ抜き



素早さを最大限に落とし、火力と耐久を同時に保った理想の突破キャラ。
テラキオンや襷ポケは勿論、砂パ相手にも力を発揮してくるのでかなり強い。


ウルガモスを使う上で一番大事な「釣り要素」としての力も発揮できる。
たとえば、スカーフガブリアスナットレイやポリゴン2やソーナンス、そしてハッサムグロス等の鋼タイプが天敵だが
これらのポケモンに対してはラムウルガモスを安全に投げる事ができ、むしろ起点にすることができるのでそのまま3タテのチャンスを作ることができる。
もしそれらのポケモンが入っていなくてウルガモスが積むことができなくても、自身で暴れられることができる。


地味に重要なお互いの相性補完も補っていて、かなり強力なパートナーになってくれる。
素早さを大幅に下げているが、相手のスカーフガブリボーマンはソーナンスで狩ることができ、キッスはサンダーで狩れるのであまり問題はない。


基本的には初手に出して逆鱗ぶっぱでOK。
HB振り残飯ハピも2発で落ちてくるし、後ろに鋼がいようととりあえず逆鱗を選択しておく。
ガブリアスがやられてしまったときがウルガモスを出す絶好のチャンスなので、できるだけ相手に致命傷を与えてウルガモスにバトンタッチするのが理想の流れ。
ナットレイを釣ってウルガモスを出せれば、それだけでその試合は勝ちが濃厚になる。
鋼が出てこないでそのまま逆鱗が通れば、これもかなり有利な状況なので勝ちに繋げることができる。


つばめがえしは対ヘラクロスキノガッサ用。
ヘラクロスが受からないパーティなので、受けるより潰すことを優先して入れた。


これは6体を組んだ後に発覚したことだが、基本的にこのパーティは見た目上、相手の鋼タイプを出させないようにできている。
実際に15戦程対戦したが、メタグロスハッサムが選出された試合はなんと1戦もなかった。
これを利用して、いきなり初手に出して逆鱗をすればたちまち相手に致命傷を与えることができる。
突破力の高さに加え、耐久の高さも合わされば交換から受けに出てきたスイクンにもタイマンで勝てる可能性が非常に高くなる。



メタグロス
・火力
追い討ちでラティアスを1発
・耐久
意地っ張りガブリアス地震耐え
ラティオスの波乗り2発耐え



上3匹だとバンギラスラティオスズルズキン等が辛いので、それらに強くなれるグロスを4匹目に採用した。
追い討ちでラティを安全圏内から確実に狩り、ウルガモスの手助けをする役目。


このグロスには地震が入っていないが、相手のメタグロスはむしろウルガモスで起点にしたいのであえて入れなかった。
冷凍パンチ等も非常に欲しかったが、これは次回からの見直しということで。今回はこの4つの技を優先させた。


ラティのみを狩る と書くとかなり実用性が薄そうに見えるが、実はこれはかなり重要な役目。
ハッサムでも同様のことができるが、後出しのしにくさや岩耐性、バンギラスに弱すぎる等の理由から採用を見送った。



スイクン
・素早さ
意地っ張りヘラクロス抜き抜き抜き。
主な標的は耐久に振ったサンダーで、それより速くするために素早さに多めに割いた。
大抵のポケモン専制で毒が入るのでかなり便利。

・攻撃
特に何も考えていないが、メタグロスにダメージが入るときに
ダメージ量の効率がよかった112にした

・耐久
HPは200以上にし、余りを防御に振って135~152程度の間でガブリの逆鱗のダメージを一番多く抑えられ
更にCにも少し割きたいため、149にした。



ここまで来ると厳しいのはテラキオンバンギラスドリュウズ、カバドリュウズ等の砂を利用した物理アタッカー。
なので硬くて強い水タイプが欲しかったので、スイクンを採用した。
型は高速身代わりからのペースを握るタイプのまもみがスイクン
普通ならどくどくを入れて完成するのだが、今回はキノガッサを殴れないと色々と厳しい場面が生まれてしまうので、已む無く冷凍ビームを採用した。
結果的にどくどくが無くて困った試合もあったが、冷凍があって良かった試合なので汎用性的な意味では五分五分だといえる。


Sはサンダーやヘラクロスを意識しての実数値。
このパーティは基本的にヘラクロスが受け辛く、スイクンの前に鉢巻ヘラが出てきてしまうとかなり厳しくなってしまう。
それが嫌なのでヘラクロスよりSを速くし先に身代わりを出せるようにしました。
ついでにヘラ意識でSを138~139にしているサンダーも抜けるように「140」。
スカーフヘラならサンダーやウルガで受かるので、この選択は間違ってはいなかったハズ。


波乗りではなくて熱湯が入っているが、毒が入っていた場合は波乗りになるのか?といわれるとそういう訳でもなく、ここには熱湯が入る。
まず熱湯が入る1番の理由は毒ハッサムナットレイ。次点でドリュウズに対するワンチャンを掴むためである。
これらのポケモンは毒が入らない上に波乗りでもダメージが余り通らないので、熱湯でやけどさせて無理やりタイマンで勝つのが目的。
舞ったドリュウズに対しても火傷さえしてくれれば、ガブリアスで暴れ回ることができる。


■サンダー
・耐久
最低限必須なラティオスの眼鏡流星群高乱数耐え
努力値を配分し、余った分を全て防御に。防御に振ったのは主にヘラやグロス意識。
後でオリーブさんに言われてダメージ計算をしたが、陽気AS鉢巻ガブリアスの逆鱗もちょうど1発耐える値にもなっている。


・素早さ
意地っ張りヘラクロス抜き抜き
サンダーのSを138で止めてる人がかなり多いので、この1の差が活きる機会は絶対にあるハズ。


ウルガモスが辛いトゲキッスギャラドスメガヤンマを1匹で倒してくれる非常に重要なキャラ。
電磁波でゲンガーサザンドラオノノクスアグノム等にも妨害することができ、厄介な「速くて軽いアタッカー」を全て処理してくれる。
ブルンゲルに対して後出しできるキャラは絶対的に必要(ウルガが身代わりをしたターンにブルンゲルが出てきてしまった場合)
なので、今回は電気枠から安定したサンダーを採用した。
熱風ではなくめざパを採用しているが、これはソーナンスを出せない場合にガブリアスを処理するための技という意味の他に
オノノクスサザンドラへのダメージ源としてもかなり重宝する。


そして本当の狙いは「電磁波で麻痺させてからのウルガモス後出し」である。
これさえ決まれば後は身代わり連打からの舞でいいので、非常に安定して3タテを狙うことができる。


ヨロギの実は、主にスカーフガブリとギャラドス対策。
また不意に打たれた岩技にも対応できたりと、色々便利。


ギャラドスに対してはウルガモスの前に出されて舞われてもサンダー後出しからの攻撃で間に合うので、非常に強い。
催眠対策をガン無視してでも入れる価値があると思ったので採用した。
むしろギャラドスを完璧に処理することができ、ウルガモスの敵がいなくなって逆に有利になる。
スカーフガブリに対しても、岩を半減してHPを十分に残した上でめざパが撃てて非常に便利。



■パーティについて
ウルガモスソーナンスは確定として、後は自由度が高い・・・と見せかけて、個人的には「ガブリアス」は必須とまで考えています。
ウルガモスとの縦のバランス、細かいポケモンの掃除、鋼を出させない上での突破力、受け性能・・・全てが理想で完璧なので、入れない理由はないとまで思いました。
あと必要なのは「カバドリュウズ」対策、そして「バンギラス」対策。
もっと欲張るならミラー対策やウルガモス対策も欲しいところではあります。ガブリアスだと相手のナンスに捕まったら負けですからね。


今回は3匹を確定させて、スイクンを耐性強化目的で入れた後に非常に悩みましたが、メタグロスとサンダーを入れることにしました。
結果的には全てのポケモンが役に立ったので、この選択は間違ってなかったハズです。