追記
直しました。改めてみるとかなり種族値足りないですねコイツ(
自分なりに最近のシングルのメタグロスについてまとめてみる。
性格:意地っ張り
H236 A108(実数値H185-A185)ここは固定で考える
・なぜHが185なのか
オボンの実を持たせることを同時に考えるので、4nの実数値のHPが望ましいと考えてこうなった。
実数値上HPは185だが、こうすることによりやけどのターンでだけダメージを稼がれる場合、1ターン延命できるので185が望ましいということになった。
ステルスロックのダメージも同上。
また、H実数値が182以上だと意地っ張りガブリアスの地震を確定で耐えるため、無駄の無いH185になった。
・なぜAが185なのか
A185にすると
・H6振りラティオスをコメバレ+砂込みで確定で落とせる
(コメットの最低ダメが105 バレットが42で二つを足すと147になり、残りHPが9となるが、砂のダメージも9なので丁度落ちる。)
(要するに、命の珠反動でも同じことが言える。)
・H185-B151グロスを地震で高乱数で2発で確定で落とせる
(地震の最低ダメが「92」 要するに2回連続で最低乱数引かない限り倒せる)
・無振りガブリアスが冷凍パンチで確定1発で落とせる
(最低ダメが184)
グロスで倒したいポケモンをほぼこの配分で相手にできる。よってここでの(ここでのというのはあくまでライトが使っているグロスという意味ですが(( )グロスの攻撃の実数値は「181」固定とする。
■物理耐久
どんなに振ろうが、オボンの実を持たせない限り「ガブリアスの地震を2発耐えるのは不可能」である。
したがって、グロスに防御を振る必要性はあまりない。防御を上げるのなら相手のグロスにタイマンで負けないため素早さに振っておきたい。
※追記
先ほどダメージ計算をした結果、防御実数値154で陽気スカーフヘラクロスのメガホーン2発(A実数値177。)を高乱数で耐える。ということが分かった。
(最大ダメージが通常時93なので、2回最大乱数引かない限り耐える)
最近では鉢巻ではなくスカーフヘラクロスも増えてきている上に、この調整なら防御に少し振るだけで実現できるのでこの調整ならする甲斐があるかもしれない。
■特殊耐久(同時に持ち物解説も)
オッカの実を持たせない場合のグロスの理想の調整は134が一番良い調整だろうといわれている。
これは桂馬さんが仰ったとおり、珠ボーマンダの大文字+眼鏡ラティオスの流星群を高乱数で2発耐えてくれるからだ。
しかも副産物として、ミロの波乗り3発耐え、無振り眼鏡ロトムの10万ボルト2発耐えもついてくるため、特殊配分としては申し分ない。
(実際はミロの波乗り3発耐えは実数値128で、ロトムの10万2発耐えは実数値131で事足りたりする。なぜ今の時代にミロ調整をするのかは後述)
しかし、実際に攻撃にこれだけ努力値を裂いてしまうと、他をギリギリ削ってもD134を実現できるのは不可能である。
従って、ある程度耐久を妥協しなくてはならないということを頭に入れなくてはならない。
さらに、今の時代は耐えておきたいボーマンの攻撃はほとんど眼鏡で、オッカではない限り2発耐えるのはかなり難しいこととなってしまった。
そしてラティや砂嵐の影響でギャラやロトムやソーナンスまで増え始めて、ゴウカザルが活躍しにくくなってしまった現環境では、
オッカの実を持たせることが対ボーマンダ以外ではあまり意味のないこととなってしまった。
(対ボーマンダのためにオッカを持たせるのは決して意味のないことではないが)
そして、最近ではソーナンスが少なめになってきており、その分ライコウやスイクン、サンダーの影がかなり強まってきてきた。
更にはグロスに地震が入るのがほぼ100%と言って良いほど当たり前な時代になったので、それの対策も怠ってはいけなくなる。
グロスの素早さ争いは実に不毛で、あまり素早さを意識しすぎてしまうと今度は耐久面が弱くなってしまい他のポケモンに圧倒的に不利となってしまう。
そこで役に立つのが「オボンの実」である。
これを持たせることによって、タイマンでグロスに負ける可能性がかなり薄くなる他、スイクンやライコウ、ロトム等にとても場持ちがよくなる。
いくらコメット半減とはいえ、ロトムに対してのコメットはかなりのダメージ量となるので、鬼火がないロトムにとって場持ちの良いグロスは相当厄介である。
したがって、ロトム側にとっても次のターンで倒せるハズがオボンの実で回復されてコメット1回分のダメージを稼がれてしまうのは相当嫌になってくるハズである。
対スイクンやソーナンスやサンダー用に毒を持ったグロスであれば、オボンの実との相性は最高である。
スイクンやサンダーの場合だと、オボンで回復してしまう分の毒のターンが1ターン伸びてしまって相当なダメージになる他、守るループで本来倒せるハズのガブリアスが倒せなくなってしまったりと、
スイクンやサンダー自体の「役割を破壊」することができる。
ただ、オボンの実が安定なんじゃないかといわれると、実際はそうでもなかったりする。
先ほども書いたが、オボンにしてしまうと本来グロスで倒すハズのボーマンダやバンギラスが眼鏡を持っているとタイマンですら負けてしまうことになってしまう。
これはこれでグロスの「役割放棄」になってしまうので、これらのポケモンを他で対処しなくてはならなくなる。
だが実際は眼鏡ボーマンダの流星群を「受ける」ことができるのはメタグロスだけなので、やはりボーマンダを倒すのはグロスに任せたい。
従ってパーティにスイクン等がいて、ボーマンダやバンギラスに強い構成なら場持ちの良くなるオボンの実が強くなってくるが、
そうでない場合はグロスの仕事をしやすくするオッカを持たせたりと、用はパーティとの相談が一番なのである。
■素早さ
素早さに振る利点はほとんどが「相手のグロスとのタイマン勝負で勝つため」である。
実際にミラーになると分かることだが、グロス同士でミラーになることはかなり多く、実際相手のグロスを処理するのに役に立つのは実はメタグロス自身だったりもする。
なので、素早さ勝負(お互いに地震を持っていること前提)は、メタグロスを使う上ではかなり重要なこととなってくるのである。
オボンの実を持たせる場合はあまり程度でいいのだが、オッカを持たせる場合はある程度特殊耐久を妥協して素早さを調整する必要がある。
また、オボンの実を持たせる場合でも、同じ考えを持つグロスに対して早く動けるのはかなり有利だったりする。
オボンを持たせる場合は特防の実数値を130にすることで、スイクンの波乗りを4発耐える+ロトムの眼鏡10万2発耐えを実現できるのでその分を素早さにまわすこともできる。
■まとめ
今までのことを考慮して、かつそれらを実現できる配分は
H236 A108 B4 D156 S6
185-185-151-xx-130-91
これになる。
配分は
・オボン込みで116スイクンの波乗り高乱数4発耐え
(最大乱数4回引かない限り耐える)
・オボン無しで無振りロトムの眼鏡10万2発耐え
この通りとなった。
オボンを持たせるか持たせないかはパーティ次第だが、オボンは同時に相手のメタグロスにも強くなれるアイテムなので持たせるアイテムが無いときはオボンが最適なのかもしれない。
しかし、素早さの実数値が物足りない。ということもあるかもしれないので、そこは特殊耐久をある程度妥協して調整する必要性が出てくる。
特防の実数値を以下のように調整すると、素早さをその分引き伸ばせる。参考程度に
・D126-S95
オボン無しでミロの波乗り3発耐え
オボン無しでロトムの眼鏡シャドボ2発耐え